ABC 2016 Spring の感想なんぞ

先週末、Android Bazaar and Conference 2016 Spring へちょろっと行った。
ほんと、ちょろっとだけ。なんつーか、長く居られる場所でも無いんだよなあ。イベントとしての成熟度がまだまだということかなと、もっともらしいことを言ってみる。
http://abc.android-group.jp/2016s/

カンファレンスは「農業分野におけるIoTの取り組みとその課題」へ参加。
時間が短いことを分かりながら、自分の研究室のPRに時間を割くコーディネーター…。
そんなもんだろうと思うと同時に、「逆効果だろう」と心の中でツッコミを入れてみたり。
（パネリストの話よりも興味を持たれていない、ということが分かっていないだね。）

で、感じたのは、農業は今後（すでにか）二極化が更に大きく進むだろうということ。
IoT導入ができる農家はより大規模化、効率化への道を進むし、そうじゃない農家はこのまま静かに…。
IoTを推し進める側（今回のパネリストの方々）はマネタイズできる側だけを見ている。
仕方がないけど、現実だなあ。

いまの農家を取り巻く現実がIoTを推し進めるのか、IoTが農業を推し進めるのか…。

でも適合しない分野もあるんだよね、農業には。

個人的には農業に対してIoTを推し進めるのも良いと思うけど、同時に多様化を保持しないと未来はないと思っている。
実際、篤農家と言われる人たちは分かっていると思うけど…。